プーケット旅行記その5「heat stroke」

8月11日木曜日。今日の夜の飛行機でいよいよ帰宅の途へ。

最後の悪足掻き(笑)リゾートアイランドのキレイなビーチで泳ぎたい!って事でコーラルアイランド(Hey island)へ。

結果3日連続となる朝の送迎がホテルに到着。他のホテルへ立ち寄り、他の日本人客もピックアップして行く。

先ずココで笑ったのは2日酔い気味らしい若者男子のみの客5〜6名。
どうやら彼らはタイの風俗に行ったらしく、「俺、◯◯バーツで全部してくれたぜ〜!」
とか、
あの女が、「イタリア人の彼は私に5000バーツくれたわとか言って来たけど、俺は払ってやらなかったぜ〜」とか、自慢話を連発。
ああ、何処の国の男子も年頃はこんなモンやな、等と思いつつ、同じ日本人として若干恥ずかしつつ、車はChalong bayへ到着。

ダイビングの時と同じ様にライフジャケットを着てスピードボートへ。

今度は15分で到着なので酔う前に着くだろう。

、、、ギリギリセーフだったかな(笑)

それよりもスピードボートがメッチャ波の上をバウンドしまくり、チン寒ロードしまくり。

後ろの客はナナメ前から飛んでくる波を被りビチャビチャ。

席があそこじゃなくて良かった。

まるでU◯Jの乗り物の様な、ス◯ラッシュマウンテンの様なアトラクション的な乗り心地で現地到着。

コーラルアイランドは船着場が無い為、浮きで作られた足場を長く繋げた人工の浮き桟橋が沖まで伸びていた。

またこれが第2のアトラクション。波が下を通れば足場も波打つ。

皆んな携帯とかカメラを持ってるので落ちる訳には行かない。

中には1歳位の子供を抱えるお母さんも。

あわわわ。

ビーチに着くまで結構大変!

各自ヨレヨレしながらビーチ到着。

流石に海キレイ〜!!
コレはテンション上がる!

ビーチチェアか並び、白い砂と透き通る波。
如何にも〜って感じのリゾートビーチ!

先ずは日程と注意を聞き、シュノーケル借りて、100バーツで貴重品ロッカーを借りて早速海へ。

パトンビーチ程では無いけど、結構波はありました。ナガシマのジャンボ海水プール位(ローカルネタ 笑)

波あるから、ライフジャケットを着る様に、と言われる。浮き輪の代わりですね。

今回浮き輪とゴザ持って行きましたが、リゾートではむしろ使わずに終わりました。

早速シュノーケル使いましたが、波が強いせいか、魚は全然いない〜

コレは残念でした。

ちなみに帰ってから動画で見た世界さ◯ぁ〜リゾートでは、コーラルアイランドはメッチャ魚いる!!
やっぱ乾季の1〜2月がベストなんだな、とこの辺で切に思いました。

しょうがない。でも波に揺られて浮かんでるだけでも気持ちいい〜

少し泳いではビーチチェアで休憩。

チェアは木陰に有るのですが、いいトコは割と取られていて、以外と日差しを食らう。

コレがあとでの後悔を呼ぶ事に、、、。


連日のアクティビティやスパイスの効いたタイ料理、旅行でやってしまいがちなハードスケジュールなどで夫婦共にお疲れ気味。

この日のランチもあんまり喉を通らない。
もー若くないわ〜。

それどころか若干気持ち悪くなったり。
暑さと湿気でバテたのかなー
食あたりしてないかなー

色々心配になって来た。

もう後半はあまり無理をしない様にした。

帰りの飛行機に今日乗るし。

ちなみにダイビングしてから18時間は飛行機乗っちゃダメです。命に関わリます。
ダイビングする人は事前に注意喚起を必ずされると思いますが、、。

最後の悪足掻きをして、帰りには結構なお疲れモードでホテルに戻る。

シャワーを予定通り借りて、レンタルのタオルを帰る。

ココでもレセプション側の部屋を着替えで貸してくれる親切さ。本当にありがたい!

疲れ切っていたのでソファで横になってなってました。

17:30頃、タクシー到着。

そして空港へ向かい出発。
手持ちのお金は1100バーツ。内1000バーツはチャーターしたタクシー代金。
今回ダントツに高い移動費だけど、帰りは時間通りに空港に到着したい為、止む無い出費。

残り100バーツは親切に色々サポートしてくれたスタッフさんに渡したい、と奥さん。
確かに、自分も同感だ。

女性スタッフさんにチップとしてお礼と共に100バーツを渡し、もう1人の男性日本人スタッフさんによろしくと伝える。

帰りのタクシーで金額に間違いが無いか運転手に再確認。
うん、大丈夫、1000バーツだ。
コレで残りは15バーツ。
お金を余す事無くほぼピッタリ使い切る。

だが後にコレで苦労する事に。

帰りのタクシー、自分はもうヘロヘロでした。
頭痛い。
気持ち悪い。
ダルい。
コレは食当りか熱中症だ。
余りにしんどいので1時間、車で横になって寝ながら空港へ。
ダイビングでの船酔い状態アゲイン。
コレで無事帰れるんかい。

1時間寝てたお陰で若干落ち着いた。
胃は相変わらずキリキリするが、何とかコレなら帰れそうな気がする。

空港に到着し、チェックイン場所を探す。
先ずEチケットで発券しなきゃ。
イマイチ何処で発券したら良いか解らない。
仕方なくインフォメーションで聞いてたり、窓口を訪ねてモタモタ。

疲れているのでイライラしてくる。
そうこうしてるウチに今度は奥さんが体調を崩す。
症状が同じだ。
ネットで調べてみる。熱中症っぽい。
コレはヤバイぞ〜

堪らず横になる奥さん。
少し時間があるので、先ずベンチで落ち着くまで休んで、何とかチェックインし荷物を預ける。

しかし、パスポートチェックの時に奥さんがまだdeparture curdを書いていなかった。
しんどそうなので前に並んで先にチェックを、と思ったら戻されてしまった。
そこで次の自分は書いてあったのでパスして中へ。
コレが失敗だった。

書き方が分からないと奥さんでも、1度中に入ったらもう外へ出るのはダメだと制止される。
LINEで説明するにも空港内のこの場所はWi-Fiが繋がらない。

仕方ないので大声で会話して説明。
何とか自力で書いてくれて合理。
しんどいだろうに、失敗してしまった。

丁度手持ちの水も底をついている。

再び奥さん横になる。

ベンチの目の前にフリードリンクを配るコーナーが!

助かる!と水を貰いに行くと、どの航空会社か聞かれる。
タイ国際航空だと伝えるとダメだと断られる。
何で?と聞くとバンコク エアウエイズ専用、他はダメだと。
何てケチな!!余裕が無くテンパる自分。

仕方なく水を買おうとするも、
空港の中は免税店ばかり。

僅かにあった売店
お水は55バーツ、手持ちは15バーツ。

カードは使えるかと聞くと200バーツ以上買い物しないとダメだと断られる。

他の店。カードはダメだ。

また他の店。300バーツ以上買いなさい。

マジかー!

さっき渡した100バーツをココで後悔する。

しょうがない、無理やり200バーツ以上の買い物を。

もう別に水以外欲しいものは無いのに。

メントス。さっき奥さんが別のコンビニですでに買ってる。

キットカット、30バーツ位。
安くてあまり足しにならない。でも無いよりは。
プリングルス、50バーツ位。

あとは500のペットボトル2つフルーツジュースを2つ買って何とか210バーツ。


肝心なとこでモタモタするダンナ。
焦りながら水を渡すが、気持ち悪くて殆ど飲めない。

出来るならスポーツドリンクが良かった。

依然体調は回復しない。

コレから飛行機2回乗るのに、コレはツラい!
無情にも搭乗時間。
せめて機内スタッフに伝えて何とかしなきゃ。

翻訳ツールで熱中症を検索。
Heat Strokeと言うらしい。

スタッフに伝えるとOh!とか言いつつ、ちょっと待っててと何かを取りに行く。

またこんな時に限って席が別々に場所に。

タイミング悪いわ〜。

するとスタッフが戻って来る。
お水と何やら脱脂綿みたいなのを持ってきた。
コレを鼻から据えという。

すると奥さん「ツーンとするけどメッチャ楽になる」と。

多分アンモニアだと思われる。
1時間的に薬でマヒさせる感じなのだろう。

コレは助かった!
バンコクまで1時間のフライト、また様子を見に来ると言いつつ、少し胸を撫で下ろす。

自席に戻ると疲れて寝落ちてしまった。

そしてバンコク着。
大分良くなったかな?と奥さんの様子を見に行くと全然良くなってない。

むしろアンモニアも効きにくくなっている。
やっぱ一時的なマヒだけなのか。

もう歩く気力も無い感じだったので、先にトランジットのレーンを先に調べてからG1Aゲートへ向かう。

行きと違い直ぐ日本行き飛行機が出発する。

何とかスポーツドリンクを買いたいと思い、今一度売店巡り。

この時は「Heat Stroke!」と伝えまくる。
心配はしてくれる優しい国民性を見せてくれた店員とは裏腹にスポーツドリンクが見付からない。

仕方ないので乗り換えゲートへ。
すると身体検索で機内への液体持ち込みはダメだと買った飲み物を全部捨てられてしまった。

そうだったと半分思い出しつつ、She is a Heatstroke!!!と何度も訴える。
でも結局却下。


コレには悔し腹立ちまくり。
搭乗口直前の待合室でフライトまでの間、もう一度横になり寝てもらったら少し楽になって来た様だった。今度は席も隣。やっと少し胸を撫で下ろす。


途中空港に着いてからの飛行機〜空港までのバス、空港〜トランジットまでのバスは本当に地獄。
あんまり苦しそうなので見てるコッチが可哀想になって来てました。

中部国際に到着する少し前に出た機内食のうどんが優しくて夫婦で感動。

帰ったら納得と梅干しが食べたいと2人で言ってました。

お互い飛行機で寝て少し回復、ヤマは越えました。

中部国際に着き、チェックアウト、荷物受け取り、入国審査し外へ。

レンタルしてたWi-Fiを返却し、名鉄〜地下鉄〜タクシーで自宅へ10:30頃到着。

行き以上に遠く感じた。
もう乗り物と刺激物は当分いいわー、とマジで思いました。

8/12金曜午前に到着後すぐ、11日の現地出発の夜にテロが有ったと聞く。
プーケットでは死者は無かったそうですが、自分達が歩いてたpatong beach沿いの交番辺りで爆発があったそう。

何だか後半は色々大変な旅でした。

帰って念願の納豆ご飯に梅干し。

日本食バンザイ。

その日は一歩も家を出ず、2人とも爆睡なのでした。

ともあれ濃い6日間、決して忘れる事は無いでしょう。

翌8/13土曜日は刈谷の実家で墓参りと泉田の盆踊りに姪を連れ、夜は郡上踊り。オガと合流して朝まで語る。

買い物し昼前に帰宅し8/14日曜はまた1日グッタリ寝る。

そして最終日8/15日曜、コレを書く。

アッと言う間にディープなお盆の9日間は過ぎて行くのでした。

でも濃く忘れられない旅。

今回、コレを書いたのは前回の新婚旅行と同じく、後でジックリ思い出したかったから。

また旅のお供に、と星野源のエッセイ本「蘇る変態」を読んだから。

久々で、しかも細かく一気書きで7〜8時間くらい書き続けた乱文でしたが、昔のblogの様に、そして源さんのエッセイがいきなりおっ○いの話で始まる様に、ちょっとくだらなく書きました。

明日からまた怒涛の日々、その切り替えの為にも。

あー面白い日々だった!

旅はやっぱいいですね*\(^o^)/*